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オレがマリオ [読書]
俵万智さんの最新歌集です。
東日本大震災をきっかけに、子どもさんと一緒に石垣島に住まいを移され、新しい土地での新しい生活がたくさん詠まれていました。
うちのチビ1もマリオのゲームが好きなので、「オレがマリオ」の歌にとても引き寄せられました。
ご自身曰く、「刺身」のような歌の数々をとてもすがすがしい気持ちで楽しめました。
装画もすばらしかったです。
東日本大震災をきっかけに、子どもさんと一緒に石垣島に住まいを移され、新しい土地での新しい生活がたくさん詠まれていました。
うちのチビ1もマリオのゲームが好きなので、「オレがマリオ」の歌にとても引き寄せられました。
ご自身曰く、「刺身」のような歌の数々をとてもすがすがしい気持ちで楽しめました。
装画もすばらしかったです。
フランス女性の働き方(ミレイユ・ジュリアーノ) [読書]
色彩を持たない多崎つくると彼の巡礼の年(村上春樹) [読書]
選択の科学(シーナ・アイエンガー) [読書]
NHK Eテレで以前放送された「コロンビア白熱教室」のシーナ・アイエンガー教授の著書です。彼女が「選択」を研究テーマにした理由から始まり、選択が人に与える満足感の文化による違いや、選択の「幅」が人の行動に与える影響など、興味深い研究内容が著されています。
彼女の行った有名な(だそうです)「ジャムの研究」では、スーパーのジャムの試食コーナーで24種類から試食できる場合と6種類から試食できる場合では、6種類の試食の場合の方がジャムを購入したお客の割合が多かった、という結果が出たそうです。一般に、選択肢の幅が広ければ広いほど選択する人の満足度が高まりそうに感じますが、実際には人が混乱せず区別できるのは5~9種類(アイテム)だという実験結果があるということも初めて知って、目から鱗状態でした。
著書の後半には、わが子への延命措置についての「選択」をした親たちへの調査への言及もあり(「選択を放棄するという選択」もある?)、日常の些細なことから人生を左右する大きなことまで日々行っている「選択」の複雑さというか奥の深さのようなものを感じました。
久しぶりに「本を読んだなあ」としっかり感じられる、読みごたえのある本でした。読み進めるのに時間がかかりましたが、とても興味深く、おもしろかったし、いろいろ考えさせられました。
市立図書館で何回も借りて少しずつ読みました。
彼女の行った有名な(だそうです)「ジャムの研究」では、スーパーのジャムの試食コーナーで24種類から試食できる場合と6種類から試食できる場合では、6種類の試食の場合の方がジャムを購入したお客の割合が多かった、という結果が出たそうです。一般に、選択肢の幅が広ければ広いほど選択する人の満足度が高まりそうに感じますが、実際には人が混乱せず区別できるのは5~9種類(アイテム)だという実験結果があるということも初めて知って、目から鱗状態でした。
著書の後半には、わが子への延命措置についての「選択」をした親たちへの調査への言及もあり(「選択を放棄するという選択」もある?)、日常の些細なことから人生を左右する大きなことまで日々行っている「選択」の複雑さというか奥の深さのようなものを感じました。
久しぶりに「本を読んだなあ」としっかり感じられる、読みごたえのある本でした。読み進めるのに時間がかかりましたが、とても興味深く、おもしろかったし、いろいろ考えさせられました。
市立図書館で何回も借りて少しずつ読みました。
人を動かす(D.カーネギー) [読書]
以前、サッカーの長谷部選手の「心を整える。」か何かで紹介されていて、いつか読みたいなあと思っていた本です。図書館で順番待ちをして借りました。
とにかく、相手の気持ちを推し量り、相手の立場に立って行動すること、しかもうわべの言葉ではなく、心から気持ちを込めて言葉をかけることが重要なのだということが、繰り返し述べられていたように気がします。毎日チビたちを怒鳴りつけている身には、突き刺さってくる言葉が満載でした。
「人を批評したり、非難したり、小言をいったりすることは、どんなばか者でもできる。そして、ばか者にかぎって、それをしたがるものだ。」
「批判によって人間の能力はしぼみ、励ましによって花開く。」…
子どもと接するときに、思い出したいと思います。。。
読んでいる間は子育てのことばかりが頭に浮かんだのですが、読み終わった後で、職場でも応用できる考え方なのかもしれない、とも思いました。
とにかく、相手の気持ちを推し量り、相手の立場に立って行動すること、しかもうわべの言葉ではなく、心から気持ちを込めて言葉をかけることが重要なのだということが、繰り返し述べられていたように気がします。毎日チビたちを怒鳴りつけている身には、突き刺さってくる言葉が満載でした。
「人を批評したり、非難したり、小言をいったりすることは、どんなばか者でもできる。そして、ばか者にかぎって、それをしたがるものだ。」
「批判によって人間の能力はしぼみ、励ましによって花開く。」…
子どもと接するときに、思い出したいと思います。。。
読んでいる間は子育てのことばかりが頭に浮かんだのですが、読み終わった後で、職場でも応用できる考え方なのかもしれない、とも思いました。
だれもの人生の中でとても大切な1年(よしもとばなな) [読書]
よしもとばななさんのHPの日記をまとめた文庫本シリーズです。
10年間、という予告どおり、HPの日記の更新が昨年末で終了し、文庫本も今回で最終巻となりました。
ばななさん同様、自分も結婚や出産を経験していろいろあった10年間でしたが、ばななさんの日記を折に触れて読みながら、いつも心のよりどころにさせてもらっていた気がします。
これで最後だと思うとちょっとさびしいですが、これからもばななさんの作品やエッセイを楽しみにしていきたいと思います。
10年間、という予告どおり、HPの日記の更新が昨年末で終了し、文庫本も今回で最終巻となりました。
ばななさん同様、自分も結婚や出産を経験していろいろあった10年間でしたが、ばななさんの日記を折に触れて読みながら、いつも心のよりどころにさせてもらっていた気がします。
これで最後だと思うとちょっとさびしいですが、これからもばななさんの作品やエッセイを楽しみにしていきたいと思います。
だれもの人生の中でとても大切な1年: yoshimotobanana.com2011 (新潮文庫)
- 作者: よしもと ばなな
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2012/03/28
- メディア: 文庫
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